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サニーサイド四畳半

女児向けアニメ好きゲーマーによるゲームブログです。

個人的 Game of the Year 2015

予告通り、僕が2015年に購入、プレイしたゲームの中からベスト5を選び、発表したいと思います。待望の大作タイトルが大量にリリースされ、多くのゲーマーがプレイ時間の捻出に苦労した2015年において、一際僕の心をときめかせたゲームたちです。ご覧ください。

 

過去の個人的GOTYはこちら 2014

 

先に断っておくと、今回選出したタイトルは昨年大きく話題となった作品ばかりで、かなり面白みに欠ける結果になってしまいました。

もしまだ知らないタイトルを捜し求めてこのページに迷い込んだ方がいましたら、第3位のタイトルだけチェックして、そっとページを閉じていただければと思います。

 

対象タイトルは下記のページをご参照ください。

hakusai913.hatenablog.com

 

御託はこれくらいにして、さっそく第5位から発表していきましょう。

 

 

第5位 ゼノブレイドクロス 任天堂モノリスソフト/WiiU

2015年に最も期待していたタイトル。実際その期待に大いに応えてくれた部分も少なくありませんでした。

広大で、海外作品にはない独特の景観が楽しめる探索し甲斐のあるオープンワールド。『ゼノブレイド』の正当進化となる戦闘システム。そしてそれらの要素の手触りが生身のキャラクターから→ドール→フライトユニット入手を経て段階的に変化していくのは、他のどのゲームでも味わえたことの無い、JRPGにおける「冒険」を拡張するような体験でした。

しかしその一方で、1つ2つではそこまで気にならない些細な「傷」が無視できないほどたくさんあった作品だったことも事実です。

前作から明らかに低下したのはキャラクターの魅力でしょうし、ストーリーについてもJRPGユーザーのニーズに合ったものではありませんでした(個人的には嫌いじゃないのですが、ギャグが面白かったことは1度として無かった)。効率的に行動しようと考えるとこまめにニューロサンゼルスに戻らなければならず、そのたびに広大なフィールドを駆け巡る”冒険感”が途切れてしまうのも残念。そしてUIの煩わしさなどの基本的な部分のストレス…

そんな手放しで絶賛できない歯がゆさはありつつも、JRPGの「進化」の方向性の1つとして、未来に確かな希望を抱かせてくれたタイトルであることは間違いありません。個人的に『ゼノブレイド』より好きです。

次回作もハードルを上げまくって楽しみに待っています。

 

 

第4位 Bloodborne SCEフロム・ソフトウェア/PS4)

色彩を抑えたヨーロッパ風の町並み、月明かり、異形の獣たち、血飛沫…

圧巻のアートワークの中で繰り返された死闘の数々の感触は、未だに手に残っています。隠し通路や抜け道などが豊富に用意されたフィールドの、職人技的な構造も光っていましたね。総合的な「体験」としての濃厚さは、今回チョイスしたタイトルの中でも随一だと思います。

hakusai913.hatenablog.com

クリア当時のレビューはこちら。

 

 

第3位 ヒュプノノーツ (石乃浦骨董店/iOSAndroid

ほとんどメジャータイトルばかり遊んでいた2015年ですが、最も輝いていた掘り出し物がこちら。

イベントシーンのみならず、敵キャラクターやアイテム、パーティメンバー、状態異常などゲームを構成するあらゆる要素によってある人物の半生を紡いでいくという、ゲームにしか成し得ないストーリーテリングの手法が徹底されていて素晴らしかったです。

後半で「究極の選択」とも思える2択がありますが、そこまでの過程を鑑みればどちらを選ぶべきかは明白なんですよね。選択肢を与えられつつも、物語によって感情をコントロールされて、狙い通りのほうを選ばされてしまう感覚が心地よかった。

『Bloodborne』より上位にすることに躊躇いはありましたが、ゲーマー仲間と会ったときに熱を上げて語ってしまうのは本作のほう。物語が”つぼ”だったのも大きいですね。オマケの落としどころなんかも最高です。

ボーイ・ミーツ・ガールのその先の「大人の為のファンタジー」、たくさんの方にプレイしていただきたいです。

※レビューも書きましたがあんまり気に入ってないのでリンク張りません

 

 

第2位 METAL GEAR SOLID Ⅴ THE PHANTOM PAIN コナミ、KOJIMA PRODUCTIONS/PS4,PS3,XboxONE,Xbox360,PC)

「史上最高のゲームに成りそびれたゲーム」、そう揶揄する人は多いでしょう。

MGSはただでさえ歪な進化を続けてきたシリーズでした。過去作のメカニックをほとんど削ることなく新たな要素を追加し続けた複雑怪奇な操作性に、過去作との整合性を取るための、その場しのぎの継ぎ接ぎのように積み重ね続けられたストーリーと膨大な各種設定…

加えて本作はあまりにも多くのものを背負いすぎていたように思います。7年ぶりのナンバリングタイトル、オープンワールドFOB、シリーズ完結編、「RACE(人種)」というテーマ、海外文学及び伊藤計劃作品へのオマージュと、挙げればキリが無く、特にストーリー面において、これらの要素がしっかり1つの幹で繋がっていたという印象は持てませんでした。

本作にまつわる一連の騒動も、MGSというシリーズが、あらゆるものを背負いすぎて自らの重みに耐え切れなくなった結果という側面もあるかと思います。

 

それでも僕にとってMGSVは、間違いなくシリーズ最高傑作だったのです。

 

ゲームに対して何より求めているものが「他のどんなものにも代え難い、稀有な体験」である僕にとって、シリーズが持つ歪さが臨界点まで達したMGSVは、至るところに存在する空白や、ラストに込められたメッセージ、このメッセージが本来あるべき姿だったのか、ということに思いを馳せてしまうことも含めて、他の大作タイトルでは到底味わえない体験だったと言えます。

『Witcher3』や『Fallout4』は、より優れた続編ないし競合タイトルが将来的には登場するでしょう。そして完成度においてMGSVを超える作品はもしかしたら独立した小島監督が生み出すかもしれません。

しかしMGSVの、世界水準のアクションゲームでありながらプロダクト通りに完成したゲームでは到底出せない歪な味わいは、それらの将来登場する作品群には出せない、この瞬間にしか生まれないものだと思うのです。

 

 

第1位 Splatoon任天堂/WiiU

僕がここまで本作を楽しめたのは、今までほとんど対人メインのシューターを遊んでこなかったことが大きいのかもしれません。

それでも、2015年にこのブログの更新も、睡眠時間も減らして夢中になって遊んだ470時間が、心から楽しい時間だったという事実は覆りません。

ガチマッチが解禁されてからはそちらでより上のランクを目指す遊びばかりやっていたのですが、新しい戦略を体で覚え、新しい武器やステージ、ルールに心躍らせながら、自分に最も適した武器(ヒッセン)とギアを見つけ、ついにS+のランクに到達した時の達成感は格別でした。

個人的にTPSというジャンルはアクションゲームの現時点での最終進化系だと思っているのですが、『Gears of War』がほぼ完成させてしまったことでこのジャンルに閉塞感が漂い続けていたような印象もありました。

そんな中で、「僕が求めていたTPSはこのゲームだったんだな」という感慨がスプラトゥーンにはあったのです。

「インクを塗る」という1つのアイデアから膨らませていったからこそ生まれた世界観やアートワークも、インタラクティブな娯楽であるという部分を最大限大切にする任天堂ならではの、ゲーム以外のエンタメでは生まれ得なかったものとして、とても気に入っています。

今後もふとした瞬間に遊び続ける、そして気づいたら何時間も経ってしまうような、僕にとってかけがえのない作品であり続けるのだと思います。オールタイムベスト級の大好きなゲームです。

 

 

まとめ

本当に2015年はスプラトゥーンばっかり遊んでいて他のゲームにあまり手をつけられず、『Witcher3』とか『Rocket League』とかほとんど遊べなかったりしているのですが、何度も言いますけど最高に満足度の高い1年間でしたね。

Twitterハッシュタグで「#自分の人生においてトップ10に入るゲームをあげてけ」ってのが流行りましたけど、スプラトゥーンとMGSVは間違いなくこの10本に入る作品でした。

ヒュプノノーツはもっともっと広まっていいゲームだと思いますし、より多くの方の感想を聞きたいので、皆さんやってください。

ちなみに『Fallout4』も多少プレイしたのですが、僕の中で『Fallout3』を超えることは無さそうだったのと、その後プレイ時間が全く捻出できなかったこともあって今回のランキングからは除外しています。今後プレイして印象が変われば2016年のランキングにひょっこり顔を出すかもしれません。次点は『♯FE』ですね。

 

かなり大作志向なタイトルが大放出された2015年でしたが、2016年は打って変わって、いわゆる”粒選り”な作品が多くなりそうですね。大規模なセールスを狙った作品には無い独自性が楽しめそうなタイトルが国内外問わず結構見受けられる印象、というか5月くらいまで既に購入予定がパンパンです。このあたりの話はまた日を改めてしたいですね。

 

それでは、2016年もたくさんの素晴らしいゲームに出会えますように。