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サニーサイド四畳半

女児向けアニメ好きゲーマーによるゲームブログです。

『Splatoon』 完成披露試射会 感想

WiiU 発売前タイトル

5月9日  12:00~13:00、20:00~21:00及び、5月10日  4:00~5:00に行われた、「スプラトゥーン完成披露試射会」に参加したので、感想を書きます。

ひたすらに楽しい3時間でした。

  

昨年のE3で初公開されて以降、目の肥えたゲーマー諸兄の話題をかっさらっていった本作『Splatoon』。僕も様々なつぶやきや考察記事を読み漁りながら、何度も脳内プレイを繰り返し、実際に遊べる日を楽しみにしていました。

そしてついにやってきた自宅で『Splatoon』を楽しめる初めての機会である試射会

最初はゲームパッドによるエイムに手こずっている間にスプラローラーに蹂躙される局面が多発しましたが、コツさえ掴めば実に快適。ローラーが近づく暇を与えず打ち倒すことも容易くなりました(ただし後ろから来られると気づいた時すでに遅し)

操作に慣れてから強く印象に残ったのは、そのプレイフィールの脳内プレイとの差異の少なさなのでした。

 

プレイ前の印象と変わらなかった事

イカでインクに潜る、という行為は某ブログで「既存シューターのカバー、ダッシュ、リロードの機能を兼ね備えている」との指摘を見かけましたがまさにその通りで、加えて自チーム、敵チームの撃ち合いによってこのカバー&ダッシュ&補給地点がリアルタイムに変化し、そこを局面に応じて自分のショットで有利な配置に塗り替えていくアドリブ性も期待を裏切らない楽しさでした。

このショットも今挙げた「味方に有利な状況の形成」、「敵の排除」、そして勝敗を決する「ナワバリ面積の拡大」と多くの意味合いを含んでおり、インプットの統一化を直感的に理解し易いビジュアルでまとめ上げているのは見事です。(その「理解し易いビジュアル」が「インク」と「イカ」というのがまた、盛り込むべきゲームシステムからビジュアルをデザインしていく任天堂ならではの着地点と言えるでしょう)

また、敵の撃破は勝利に貢献する有用な手段ではあるものの、前線から離れて地面をインクで塗りたくることもまた味方チームの為になる、あらゆる腕前のプレイヤーが無力感を感じることなく勝利のための行動を取れる、という部分もプレイ前の印象通りでした。

 

射会で初めて気づいたこと

ここからは映像では気づけなかった、試射会を通して初めて気づいた部分を2点ほど。

まず1つ目は、「ゲームスピードの遅さ」

本作の基本的なキャラクターの歩行速度及び弾速は、他のシューターと比べれば遅いです。弾速に関してはインクの「びちゃびちゃ感」を出す為、というのもあるかもですが、どちらかと言えば「イカダッシュの有用性を高める」ことと、「シューター慣れしていないプレイヤーでも適応できるゲームスピード」にすることが主な理由かと思います。

シューター慣れしていない人への配慮、という点では、射程の短さも挙げられるかもしれません。

「他のシューターを遊んだことの無い奴がスプラトゥーンを語るな」といった向きもありますが、他のシューターをこれまで遊んでこなかった人、もしくはプレイして早々挫折した人がスプラトゥーンに夢中になれたのであれば、こういった部分が大きいのだと思います。

(まあ、他をプレイせずに「斬新だ!」とか「他のTPSじゃ味わえない!」とか口走った方はもう少し言葉を選ぶべきですが)

 

2つ目が「残ったインク跡にプレイヤーの性格が出る」ということ

試合後はナワバリ面積から勝敗をジャッジする為、ステージ全体の俯瞰図を見ることになりますが、この時に残っているインク跡にハッとさせられることが何度かありました。

例えば僕が試合中ほとんど立ち寄って居なかった場所が、綺麗に味方のインクで塗りたくられていると、「俺が苦戦してる間、ずっとそこでローラーを転がし回ってた奴が居るようだな」とニヤッとしたり。

例えば、高台の同じ場所を始点として相手チームの長いインク跡が四方にぶちまけられているのを見て、「これが俗に言う芋砂か」とつぶやいてみたり(多分ちょっと違う)

試合後の俯瞰図から覗えるインク跡は、8名のプレイヤーが3分間死力を尽くして全力で楽しんだ証です。そんな顔も知らない8名の全力がぶつかり合って生まれた、2色から成る「絵画」は、試合の内容がどんなものであれ、「美しい」という言葉が相応しいでしょう。

 

すみません、イイ感じな事を言おうとして失敗した感は強いですが、「インクを撃ち合うTPS」だから生まれる、「プレイの軌跡」とも言えるこの俯瞰図が僕は好きです。

 

まとめ

当然の事ながら、今回の試射会で味わえたのは『Splatoon』が持つ要素のごく一部に過ぎず、ステージは2種類、武器のセットは固定でした。

しかし製品版には、さらに沢山の武器と、見た目、性能のカスタマイズ要素、沢山のステージ、1人プレイ用を含む沢山のモードが用意されています。また、試射会の2日前に配信された「Splatoon Direct」で発表された通り、8月には大型のアップデートが予定されており、遊びの幅はますます広がることでしょう。

これらのまだ遊べていないフィーチャーの映像を見るたび、僕の顔は綻んでしまいます。

射会の良い意味で予定調和な楽しさによって『Splatoon』への期待は確固たるものとなり、試射会前に映像を観たときより、僕の口角はさらに数ミリ上がっているのです。